土地の向きの特徴②
2018年02月15日
こんにちは!富商不動産です。
今回は引き続き、不動産選びのポイントの一つである「土地の向き」についてお話したいと思います。
〇西向きの土地の特徴
西向きの土地の特徴は、午後の日照時間が長いことでしょう。夕方まで日が入るので冬は特に温かさを感じます。また東向きの土地も同様ですが、南側に居室を設けやすいというのも魅力です。午前は留守が多く、午後からの在宅時間が長いという方にオススメです。デメリットとしては朝日が入りづらく、西日が強い点です。冬の午前中は日が当たらないため気温があがりづらいですし、夏の午後からの暑さはある程度覚悟が必要です。ただ現在は断熱窓が普及しているのでかなり軽減されています。
〇北向きの土地の特徴
北向きの土地の特徴は、プライベートな空間を確保しやすく、物件の価格が他の土地向きより比較的安いということでしょう。北向きは一般的に日当たりが悪く敬遠されがちですが、南面に庭等のスペースが取れる形状であれば採光の心配もなく、南面にリビングやダイニングスペースを多くとることができます。また生活スペースが道路に面しない為、プライバシーが保持されやすく、落ち着いて暮らすことが可能です。デメリットとしてはやはり玄関が暗くなることでしょう。前面道路に日が当たりにくいため雪が溶けないといったこともあります。
以上、2回にわたって各土地向きの特徴をお話しました。これから土地を探して家を建てるという方は、その土地向きの特徴を考えたうえでプランを検討されるとよいと思います。プランを工夫することでデメリットが回避できることもあるますよ。またもちろん土地向きも大切ですが、物件に光を遮る建物がないかといった周辺環境の確認は肝要です。物件を確認する際は時間帯を変えてその環境を何度か確認することをお勧めします。